音楽と共に

最近では飲みに行く時は、カラオケのあるお店になっていますが、学生時代によく行ったとこにはカラオケはありませんでした。
BGMには、カーペンターズや井上陽水などが流れていました。
あと、未だに誰の曲なのかさえも知らない洋楽もよくかかっていました。テレビなどでその曲が流れると、ふと懐かしくなってしまいます。私にとっては、あの店で聴いた曲が思い出の曲となってしまってます。
マスターに聞いた話では、カラオケを置いてほしいという声もあったそうですが、会話を大切にしたいので置かなかったそうです。


会話といっても、飲みながらですから、随分ととりとめのないものです。
いつだったか、私が他の方と、ベートーヴェンの交響曲で何番がいいかという話をしていました。
すると近くの席にいた方が、「ベートーヴェンもいいけど、モーツァルトもいいよ」といって話に加わりました。
私はもっぱらベートーヴェン派です。面白いもので、クラッシックが好きな人と色々話してみると、ベートーヴェンが大好きという人と、モーツァルトが大好きという人に不思議と分かれるようです。
その方によると、若い頃は人間臭いベートーヴェンにハマリますが、歳を重ねるにつれてモーツァルトがよくなってくるのだそうです。
あれからもう20年。
私は未だにベートーヴェンです。人間として成長していないのかな(笑)


そんな出来事があってすぐ、なんとその店のマスターがベートーヴェンのCDを買ってきました。
もちろん、その時のお客さんにもよりますが、差し支えない時はそのCDをかけてくれました。
ベートーヴェンのシンフォニーは短いものでも30分くらいあります。
バーボンのロックと共に、そのお店でベートーヴェンに浸ることが出来た時間は、至福のひと時でした。
おそらくベートーヴェンのシンフォニーをじっくり聴きながら、バーボンの飲めるお店ってそうはないでしょう。
いつかまた、そんなお店を探してみたいな…。

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