よさこい祭りの日程は毎年同じで、８月９日～１２日です。９日が前夜祭、１０、１１日が本祭、そして１２日は全国大会と後夜祭となっています。
ここで気になるのが、全国大会。
これは、全出場チームのうち、県外からの出場チームと本祭で何かの賞を取ったチームのみが出場できるものです。
高知で生まれたよさこい祭り。現在では札幌のよさこいソーランをはじめ、全国の数多くの祭りにも取り入れられています。
その中で、全国にあるチームが本場高知のよさこい祭りにも参加してくるのです。
今年は１８３チームの申し込みの内、県外のチームは４９チームにもなります。東北や関東、中四国、九州と各地からやってきます。
そもそもは、高知を離れて暮らしている人達の集まり、県人会などが中心に結成されたり、高知で観たよさこい祭りに魅せられた人が地元でもチームを作りたいと呼び掛けたことからスタートしたのです。
それが今となっては、その地域にも根付いたイベントとなっていたりしています。
８月下旬に行われる東京原宿のスーパーよさこいでは、逆に高知の本祭で受賞したチームが原宿まで行き、東京のチームと共に祭りを盛り上げます。
このように、受賞チームや知名度の高いチームは、ちょっとしたプロ集団のようで、年間を通して県内外のイベントに招かれたりしています。
よさこい祭りを通して生まれる全国各地とのつながり、これからも強くなっていってほしいと思います。
昨年の原宿スーパーよさこいより