第31回アビリンピック全国大会(前)

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参加のきっかけ

実は私自身、以前はアビリンピックというものの存在を知りませんでした。
頚椎症の手術の後、車椅子の用意や今後のことについて障害者センターへ相談に行きました。その際に職員の方から、こういったイベントがあるので、PCの知識があるのなら是非ということで参加したのが昨年の高知大会です。
データベースからはしばらく離れていましたので、慌てて本を読み返したり、ネットカフェで練習をして挑みました。
そして幸運にも、高知大会で優秀賞を戴くことができました。
この夏、県庁の方から連絡が入り、昨年優秀賞であったので、全国大会に出場しませんかということになりました。
県から推薦をして頂き、出場が決定したのが8月。今回は自宅にPCがあったので、せっせと練習しました。
データベース競技で、県大会と全国大会との大きな違い、それは全国大会では課題(問題)が事前に公表されているということです。
県大会では、細かい指示に従って作業を着々とこなすという感じですが、全国大会では一つのシステムを作成します。
その分、自由度が大きいのです。
ちなみに今年の課題は図書館のデータベースでした。利用者登録、蔵書登録、貸出・返却処理、未返却者のリスト、貸出データのグラフ化などが求めれていました。
競技時間は3時間。逆に言えば当日内容を知って出来るものではありません。事前に何度もシミュレーションを行いました。

3泊4日の旅

今回の参加にあたり、事前に色々と要望事項の調査がありました。
私の場合、普段の外出には電動車イスを使用しており、体力的にも多少の不安がありました。
でも、実際に参加してみて、至るところで支援して頂くことができました。
まず驚いたのは、羽田空港へ向かう飛行機の中、キャビンアテンダントの方から、案内があるまで座席にいるように言われました。
他の方が飛行機から降りた後、空港の職員の方が車イスを飛行機の中まで持ってきて下さったのです。
その職員の方は、茨城の宿泊地へ向かう貸切バスの駐車場まで、車イスを押して下さりました。
大きな空港なので、かなりの距離がありました。本当に助かりました。
大会期間中は、本部から車イスをお借りしました。
更には3日間、専門学校の学生が各県の選手団について下さり、車イスを押してくれたり、色々なお世話をして下さいました。
こういった色々な方々のご協力と、事前の様々な手配によって、この4日間を乗り切ることができたのだと思います。
本当にありがとうございました。


明日は競技の模様などをお伝えします(^-^)

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