ホームページビルダーとアクセシビリティ

来月発売されるホームページビルダー14。私も購入予定です。
じつは、ホームページビルダーは通算4度目の購入。昔から使っています。
お値段以上に機能が豊富で、画像処理からファイル転送、アニメーション作成まで、サイト作成に必要なものが全て揃っていること。そして、初心者にも上級者にも使いやすい設計となっていることもありますが、私が使い続ける理由の一つがアクセシビリティなのです。

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アクセシビリティとは

一言で言うならば、サイトへのアクセスのし易さ、ネット上のバリアフリーことをいいます。
実はホームページビルダーの開発元であるIBM社は、昔からこのアクセシビリティに力を入れてきました。
まだインターネットが普及し始めた15年くらい前、すでにIBMサイト内に『こころWEB』というものがありました。ここでは、障害者向けのソフトや機器の紹介を開発元を問わず、色々と紹介されていました。さらに、障害者にとってアクセスし易いサイトとはどのようなものかという情報も流していたのです。
そもそもは、1914年にアメリカIBMにて障害者を初めて雇い入れ、ここから会社として障害者にとって必要なものは何かを考えだしたそうです。
アクセシビリティの内容としては、例えば全盲の方は音声読上げ装置によって、サイトの情報を得ます。
この時、ページを移動するボタンがイラストのみだったら、お手上げですね。そのためにあるのが、代替テキスト、マウスを持っていくと表示されているものです。
このように、普段は特に気にならないことであっても、ちょっとした配慮によってあらゆる方にとってアクセス可能なサイトになるのです。

ホームページビルダーとアクセシビリティ

期待通り、ホームページビルダーにはアクセシビリティに関する機能も多くあります。また、昔からマニュアルの一部をさいて、障害者にとってアクセスし易いサイトにするためのポイントが紹介されています。
さらにホームページビルダー13では、DaDesigner2というソフトが付いていました。ホームページビルダー14でも付属ソフトとしてあります。同じものか、更に機能強化されたものかは不明ですが。
このソフトは、サイトのアクセシビリティをあらゆる角度から自動的にチェックするというものです。改善した方がいい点については、改善案も表示されます。
私は、このブログのテンプレートをカスタマイズする度に使っています。例えば、普段は自分の見た感じでデザインを検討していますが、色盲の方や弱視の方がアクセスして下さった場合、どこが見にくいのかは気付きにくいものです。
このソフトでは、様々な想定の元でシミュレーションとアドバイスをしてくれるので、本当に重宝しています。
もちろん、サイト作成に関しても、こういった配慮のし易い設計となっています。

アクセシビリティとSEO対策

最近のサイト作成やSEO対策関連の本で、アクセシビリティについて書かれているものが多くなりました。
実は、アクセシビリティとSEO対策とは密接な関係があります。
クローラティビリティという言葉がありますが、これは検索エンジンのクローラのアクセス巡回し易さを言います。
検索エンジンというのは、コンピュータです。目でサイトをチェックできません。サイトのコードと文章から判断します。このクローラの動きと、音声読上げ装置の動きが似ているのです。
先ほど紹介しました代替テキスト、これはクローラにとっても重要な情報となります。
何度かこのブログの記事にも書きましたが、SEO対策、様々なことが言われたりしますが、私はアクセシリティに基づいたものは、ずっと有効だと思っています。
何故なら、どんなに検索エンジンが変化しようとも、アクセシビティを取り入れたことによってマイナス評価を受けることは考えられないからです。
どんなにいいレストランでも、入り口に段差があるがために車イスで利用できないということは、昔から言われていることです。
バリアフリーの考え方が徐々に浸透しつつある今、あなたのサイトのアクセシビリティについて一度考えてみませんか。
お知らせ:
DaDesigner2はネット上のサイトのチェックも可能です。
気になる方は、貴方のサイトをこちらでチェック致します。処理に多少時間がかかりますので、遅くなるかもしれませんが、ご希望の方はプロフィール欄のメールフォームよりご連絡下さい(解析結果等が長文になるため、ことづてやコメントではご遠慮下さい。)

お役立ちサイト

IBM アクセシビリティ・センター
アクセシビティに関して、様々な情報が掲載されています。
私もまだまだ勉強中です(笑)

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