私がアフィリエイトという世界に飛び込んだ、いや、ブログを始めようという気になったのは、小倉さんの生き方を知っていたからかもしれません。
私が小倉さんと出会ったのは、１５年前です。
小倉さんは、『秘めだるま』という季刊誌を発行されている、愛媛県在住の障害者です。
今週は、小倉さんと『秘めだるま』の紹介をさせてもらいます。
私は、生まれつきの障害はありましたが、学校は全て普通の学校で生活してきました。
このことは、以前にも書きましたが、逆に私のまわりに障害者はいませんでした。
そんな中、大学に通っていた頃に、知人から『秘めだるま』の行事への誘いを受けました。
しかも、それは飲み会の最中で、時刻も深夜２時くらいだっと思います。翌日（すでに当日）１０時からの行事でした。
それまでにも、私が障害者ということからか、大学構内で様々な勧誘を受けました。障害者団体から始まり、政治団体、宗教団体・・・。人の弱さにつけ込んだような勧誘にはうんざりしていました。
それともう一つ。
当時の私は、色々な意味で気負っていたのかもしれません。
どうにか健常者の中で生活していくことを考えていたようです。
ですから、障害者団体には、どこか傷の舐め合いのようなイメージさえもありました。
二日酔いの状態で、とりあえず会場に行きました。
会場の雰囲気、そして何より小倉さんの印象は、私が想像していたものとは全く違いました。
一言でいうならば、それまでの私が出会ってきた人たちの、どのタイプにも属さない感じでした。
人としてのバイタリティの強さに驚きました。
その日、買って帰った『秘めだるま』のバックナンバーを読みました。そして、もっと小倉さんの話が聞いてみたいという思いが強くなり、行事にも参加させてもらうようになりました。
あれから、もう１５年。
個人的に色々なことがありました。
でも、頭のどこかに『秘めだるま』のことがあったから、どうにかここまで来れたように思います。
昔、ある先輩に言われたことがあります。
「お前だけのものにするなよ」と。
私が『秘めだるま』を通して学んできたことを、このブログでもお伝えしていきます。
お楽しみに・・・！