今回の大震災を機に、色々なことを考えさせられました。そんな中から、少し思いつくままに書いてみたいと思います。
一人歩きする情報
震災発生後、Ｔｗｉｔｔｅｒを通して入ってくる情報量が格段に多くなりました。これは、私のフォロアーさんたちが多くツィートしているというより、リツィート（他の方の発言の転載や引用）が多くなったためです。
実際、＜拡張希望＞と冒頭に付けられたものも多くありました。
まだマスコミの取材さえも入ってない被災地域からの、痛烈なメッセージだったりして、私も「お手伝い」という気持ちからリツィートしたこともあります。
ところが数日経つと、少しずつ様子が変わってきたのです。それは“デマ”に対する警戒です。
私もリツィートする際には、大元になる情報源を探すようにしました。情報源があやふやなものはリツィートしないようにしたのです。
実際、残念なことにこの震災に関しては多くのデマが、急速に広まっていました。
これは日本だけでなく、海外でもデマによって意外なもの（赤ワインやコンブ）が入手困難となったそうです。
実は非常時でなくても…
デマがもたらすものについては、多くの方々が認識して注意深くなっていることと思います。
でも、こういった現象は、実は日常的にも起こっているように感じるのです。
例えばアフィリエイトやＳＥＯ対策といった世界。
今回の震災で、デマを広めた人達も別に悪気があった訳でなく、自分もそう信じていたからなのです。
同じように、アフィリエイトやＳＥＯ対策に関しても、様々な情報が錯綜しているように感じられます。
震災のケースと一緒にするな、と思われるでしょう。
しかし、私自身、障害者とアフィリエイトという観点から、このブログを続けつつ、ネット上の様々な情報に接してきました。
その中には、障害者であっても十分な収入を得られるという謳い文句で高額な商材の販売をしているサイトにも、何度も遭遇しました。
実際に私がその商材を購入した訳ではないので、何ともいいにくいものですが、いい気持ちはしません…。
これからもＴｗｉｔｔｅｒやブログを続けていく中で、更には現在進行中の『秘めだるま』上での連載の中で、
何をどう伝えていくか？
改めて考えないといけないように感じました。