佐村河内守さんの曲は代理人による作曲だった!

今日の夕方、なにげなくフジテレビ系列のニュースを見てたら、佐村河内守さんの曲は本人のものではないという報道があり、本当に驚きました。
佐村河内守さんは広島市在住の作曲家で、全聾という状況下で書き上げた交響曲『HIROSHIMA』は高い評価を受けました。
“現代のベートーヴェン”とまで称され、この曲は世界中で話題となりました。
日本でも多くの番組が佐村河内守さんを取り上げ、大量の薬を服用しながらも作曲に向かう姿は多くの共感を呼び、クラシックとしては異例のオリコンチャートに登場するほど、CDは売れました。
さらには、広島の原爆から立ち上がる状況をテーマにしたこの曲は、東日本大震災の被災者の方々からも支持を集めたことでも有名です。
それが今日になって飛び込んできたニュース。
一体何なのでしょう。
CDの発売元である日本コロンビア社のHPには、今日付で次のような記載がありました。

作曲家 佐村河内守氏につきまして
本日、当社は作曲家  佐村河内守氏の代理人弁護士より、
佐村河内守氏は10数年前より自身の作曲活動について、
記譜行為などの一部の作曲行為を
特定の第三者の手により行ってきたとの連絡を受けました。
当社といたしましては、
この内容に驚愕しており、大きな憤りを感じております。
当社より発売いたしました佐村河内守氏作曲の作品については、
当然に本人からは「自身が作曲した作品である」との説明を受けており、
更に、佐村河内守氏は自身が作曲者である旨を
著作権管理団体に対して登録していることを確認の上で、
販売を行って参りました。
しかしながら、当社より発売したCD等の商品につきましては、
結果として、作曲者については不適切な表示であり、
また、創作活動の背景などについても誤った表現をしたまま
販売活動を行ってきたこととなります。
この点につきましては、商品の発売元として責任を痛感しており、
深くお詫び申し上げます。
今後は、当社としても今回の事態に関する事実関係を精査した上で、
再発防止策を検討して参ります。

ネット上には、佐村河内守さんの名前を借りて曲を発表してた方は、事情があって名前を出せなかったという情報もありました。


詳しい経緯や事情まではまだ分かりません。
でも結果として、
障害者であることを利用した形になってしまってること、
障害者の一人として、深い怒りと悲しみを感じます。
今後、どのような釈明がされるのでしょうか。
交響曲『HIROSHIMA』が名曲であることだけは事実です。
これからこの曲が消滅してしまわないためにも、様々な事実関係を公表してほしいと願ってます。
一障害者として、
一クラシックファンとして・・・。

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