前回の記事で、アフィリエイトをしている人の中で、一月の収入が5,000円を越えている人は5%くらいだと紹介しました。
この数値、多いと思いますか。少ないと思いますか。
よくこのことは、それだけアフィリエイトの世界も甘くないのだということと共に紹介されています。
私はこの数値、妥当なものだと感じます。
ある例え
自宅で仕事をしていて、高収入を得ておられる方は、昔からいます。
特に資格も必要ありませんし、素人でも成功した方もおられます。
何だと思いますか?
数年前、生活保護を受けていた一人の母親が、これによって、一躍有名人になりましたね。
そう、作家という職業です。ハリーポッターの作品は、生活保護を受けながら書かれたそうです。
現在、直木賞を目標としている人は、かなりの人数がいるそうです。
ペンだけで生活していけること、一つの憧れでしょう。
でも多くの人は、これが極端に“おいしい仕事”という捕らえ方はしていません。
本をヒット作を生み出すまでに必要な努力、下調べ…、色々なことが想像できるからなのです。そして、それだけのことが自分に出来るかどうかを冷静に判断します。
その上で作家を目指している方の中でも、本当に生活していけるのは限られていると思います。
お手軽なアフィリエイト
アフィリエイトというと、空いた時間でやれる。誰にでも無料でやれる。リスクが全くない。
そんな言葉でよくうたわれているようです。
確かにこれらのことは、大雑把に捉えると当たっていると思います。
アフィリエイトに必要なASPへの登録はほとんどが無料ですし、無料のブログサービスも充実しています。また、時間に束縛されることもありません。
でも、やり方によってはリスクは伴います。
例えば、自分が気付いてなくても規約に違反してた場合、報酬がストップしても仕方ないことです。SEO対策といっても、方法を間違えると検索エンジンからスパム扱いを受けるのです。
アフィリエイトということ自体が、まだ世間的にあまり認知されていないために、色々な情報が飛び交っているように感じます。
もっともっとアフィリエイトということが広まれば、きちんとした情報も見えてくると思います。その上で自分に向いているかどうか、やりたいかどうかを考えられるようになってほしいです。
ただ一つ、他の職業との大きな違いは、スケールが小さくても可能ということなのです。
いきなり大儲けしようというのは難しくても、月々数千円の臨時収入をネットで得ることは、きちんと取り組めば大半の方に可能でしょう。
私の思い
今は私も小遣い稼ぎの状態でアフィリエイトをしています。
でも私の場合、これが駄目になったら次に何をしようというのが見当たらない状況です。最悪、年金や生活保護という手もありますが…。
逆にこれを逆手にとって、家事さえも母にしてもらっている専業アフィリエイターという立場を有効に活かしたいと思っています。
どこまでやれるかは未知数ですが、一つの職業に挑戦するくらいの気持ちで、長期戦で取り組んでいきます。
自分で情報を集めて、確認や検証作業を続けていけば、きっと見えてくるものもあると信じています。
目先のことに囚われず、自分のしたいこと、したくないことを見つめていきたいです。
そして、いつか、在宅障害者にとっても可能な、一つの“職業”として紹介することができればと願っています。