今日のテーマは『情報商材』。ネットで色々やっておられる方は、ご存知かと思います。
情報商材は人によって見方が様々ですね。
私自身は、いくつか(安い)商材の購入経験はありますが、今のところ、それを紹介したいとは感じていません。
ただ、様々なネットビジネスの“からくり”を紹介するという、今回の連載には避けて通れないものなので、今日のテーマとしました。
私が感じてきた情報商材
本当は購入したかった?!
このブログを開設した頃、自分自身の情報収集と勉強のために、色々なサイトやブログを周りました。
その頃の私は、「情報商材」という言葉すら知らない状況だったのです。でも、アフィリエイトのノウハウがしっかりと学べて、色々なサポートやツールもある。本当、魅力的に感じました。
でも、何分にも私には手が出せないほどに高価だったのです。(無職の状況で数万円の出費はキツイです。)
結局、何も購入することなく、情報収集だけは続けていました。
すると徐々に、「あれ?おかしくない??」という部分も見えてきました。
アフィリエイトという同じ言葉ですが…
実はこのブログ、開設当初のタイトルは『在宅障害者のアフィリエイト生活』でした。障害者とアフィリエイトとをメインキーワードにしたかったのです。
すると、アフィリエイト関連のブログをされている方々が多く訪問して下さるようになりましたが、その多くは情報商材のアフィリエイトでした。
そんな方々のブログを訪問しながら、徐々にあれ?という部分もでてきたのです。
例えば、「これまで50数万円情報商材につぎ込んできましたが、今度こそ本物の商材に出会えました。」
よく見かけた言葉です。
更には、「物販アフィリエイトをするのならサイトや本で勉強して十分ですが、情報アフィリエイトのノウハウは情報商材を購入しないと得られない。」という表記も見られました。
だったら私は、物販アフィリエイトで十分と感じたのです。
そして、同じブログで次々と色々な商材の紹介をしてる方々。「新しい商材を買うためにバイトに専念します。」と言い残してネットから去っていった方…。
情報商材のしくみ
いよいよ“からくり”の部分の紹介です。
実は情報商材のジャンルの中には、情報起業というものがあります。これは、情報商材を作るためのノウハウなのです。
そのセールスページには「こんな私にも作ることができました」とか、紹介されていました。
つまり、情報商材の多くは(税金対策上法人化しているケースも多いですが)個人が作っています。
そして、大きな特徴はアフィリエイト報酬が大きいということです。
40%くらいもよく聞きますし、何故か90%を超えるものもありました。つまり、自分が高額で購入しても、3人以上の方が自分のブログから購入してくれると元が取れてしまうのです。
これからの行方…
一時期は本当高額なものが多く、情報アフィリエイトのための情報商材が目につきました。
でも、最近は千円程度の商材や、物販アフィリエイトのノウハウを扱ったものも出てきております。
しかし、これまでに情報商材に関する集団訴訟があったり、新聞やテレビなどでその問題点が取り上げられてきたことも事実です。
それでも、個人でも手軽にネット上で出版できるシステムとして、今後の行方を見守りたいと思います。印刷や流通のコストを省き、個人で出版可能な1つの形として…。
ちなみに私が将来的に情報商材の紹介をするかどうかの基準は2つだと思っています。
それは価格・内容・信頼性などを書店で販売されている書籍と比較してどうかということ。今のところは書籍の方を勧めたいですね(在宅障害者という立場で言えば、紹介した本を近所の図書館や古本屋でも探して下さい、と言いたいくらいです。)
もう1つは、情報商材に関するネット上や社会的反応。批判的意見も多い中では、難しいのではないでしょうか…。
そもそもネットだから…
今も昔も関係なく、インターネットの面白さは、無料で情報を収集したり公開したりすることでしょう。
私自身、このブログでアフィリエイトに関する情報をお伝えしていく中で、逆に様々な方々から情報やアドバイスを頂いたりしています。
ノウハウをオープンにすることによって、「それは違うよ」とか、「こんな方法もあるよ」という声も寄せられるものなのです。
体調などから中断してしまっている『ブログアフィリエイト事典』の企画ですが、私のそんな思いからスタートさせたのです。
いずれは、アフィリエイトに関して、皆さんにお役に立てる情報をこのブログ上でまとめていきたいと思っています。
アフィリエイトするのは…
最後に1つ…。
当然のことですが、アフィリエイト作業をやるのは自分自身です。本であっても、ブログやサイトであっても、情報商材であっても、所詮は知識を得る手段に過ぎません。
その中で、自分がどういった展開でアフィリエイトしていくのか、決定するのは自分自身です。
残念なことに、購入した情報商材の手法に沿ってやってたらASPから利用停止になったという声も聞かれます。
どこから情報を得たにしても、自分自身でしっかりとした判断をして頂きたいと思います。