高知の夏の始動

数日前、私が気分転換によく出掛けるショッピングセンターの一角に、よさこい祭りの踊り子募集のコーナーがありました。様々なチームの踊り子募集要項のポスターやチラシが置いてあるのです。
これを見ると、夏が近づいたのだなと感じます。


よさこい祭りは、毎年8月9日から12日に行われます。今年でもう56回目になります。
今年の参加チームは現在、183チームの予定だそうです。このよさこい祭りの最大の特徴は、チームによって、衣装、音楽、振付など、全てが異なるということです。
ですから、何時間見てても飽きることがありません。
現在では、札幌のYOSAKOIソーラン祭りの知名度が上がってきて、ともすれば、高知が札幌の真似をしてると言われることすらありますが、もちろん高知発祥の祭りです。
YOSAKOIソーラン祭りは、1992年に北海道大学の学生が中心となって、高知のよさこいと北海道のソーラン節がミックスされて生まれました。
全国各地には、このようによさこい祭りを取り入れたイベントが多数あります。


チーム毎に特色があるということは、各チームは丸一年かけて準備に取り組みます。
使用される曲は、普通に想像されるのはよさこい節でしょうか、ルール上は曲のどこかで“よさこい、よさこい”という言葉が入っていればOKのようです。
サンバのリズムを取り入れてるチーム、ポップス調、テクノ系、本当に曲も歌詞も様々です。逆に昔ながらのよさこい節は、“正調よさこい節”という呼び方がされ、高知市役所チームなど、一部のチームが使っているに過ぎません。
同じチームであっても、曲や衣装などは毎年変化します。
踊り子の募集が始まったということは、曲も衣装も完成したのでしょう。
これからは、市内の各地で踊りの練習がはじまります。
県外の方は驚かれるのですが、このよさこい祭りの模様は、民放各局とNHKでそれぞれ数時間にわたって高知県では生中継がされます。さらには、深夜や後日、ダイジェスト版のようなものも何度も放送されています。
よさこい祭りの面白さ。
今回から、この日曜日のエッセイで、色々な角度からお伝えしていきます。

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