変形性股関節症での手術、入院

退院

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左足の痛み

昨年の11月くらいから、左足の膝と太ももに痛みを感じるようになりました。
病院へ行って、膝のレントゲン撮影をしても異常は見つからす、なかなかその原因は不明でした。
そうした中でも痛みは時としてひどくなり、耐え切れずに救急車を呼んだこともありました。

今年の6月、もしかして股関節から来ている痛みかもしれないと医師に言われて、股関節のレントゲン撮影をしたところ、変形性股関節症と診断されました。
ようやく病名がはっきりとしたことに、一安心したことでした。

手術と入院

8月4日に入院させて頂き、8月5日に人口股関節置換術という手術を受けました。
股関節の骨の一部を切り取り、人口股関節に置き換えるというものです。

手術直後は痛みはひどく、夜も何度となくナースコールをして、痛み止めの処置をして頂きました。
数日経過して、なんとか痛みも我慢できる程度になっていきました。
術後のリハビリも始まり、これからは良くなっていくのみと思いながら、入院・リハビリ生活をおくっておりました。

3度の脱臼

それはあまりにも突然のことでした。
リハビリによって、歩行器での歩行ができるようになっていた、術後3週間目の朝でした。
歩行器は使えるものの、トイレに行く際はまだ車椅子を使用してました。朝目が覚めて、トイレに行きたいと思い、ナースコールをして看護師さんに車椅子でトイレまで連れて行ってもらいました。
車椅子から便器に移ろうとしたその時、転倒してしまいました。
寝起きだったこともあり、どういった原因で転倒したのか、自分でもわかりません。ただ、手術した左の股関節に強烈な痛みがありました。

すぐにレントゲン撮影をして頂いたところ、人口股関節が脱臼してました。
そして、全身麻酔をかけられて股関節の整復をして頂きました。
歩行器で歩けていたのが、再びベットの上のみの生活に戻ってしまいました。
ショックはあったものの、悔やんでも仕方ないと思い、再びリハビリを続けさせて頂きました。

退院日が9月30日に確定して、ようやく先が見えていた9月19日のリハビリ中、歩行器での歩行訓練をしてた最中でした。
前方から来た人を避けようとした時、左の股関節に激痛が発生したのです。あの時の痛みでした。
レントゲン撮影で、やはり人口股関節の脱臼と判明し、2度目の整復をして頂きました。
その日の夜、就寝中に掛け布団がずり落ちてのを、半分無意識で足で引き上げようとした時、なんと3度目の脱臼をしてしまいました。

病院での生活の中で、しかも3度も脱臼してしまったことに、ひどくショックを感じました。
一時は病院を変えた方がいいのではないかとも考えました。

プロテクターの装着

3度の脱臼をしたことで、医師からプロテクターの装着を勧められました。
入院前から訪問リハビリでお世話になってた理学療法士に電話で相談したところ、プロテクターの装着によって脱臼のリスクはかなり低くなると仰って頂いたので、プロテクターの装着を決めました。

入浴時以外は、常に腰から左の太ももにかけて、プロテクターを装着している状態ですが、10月21日、ようやく退院させて頂くこととなりました。

3度の脱臼というアクシデントによって、家族のみならず、多くの方々にご心配、ご迷惑をおかけしてしまいました。
でも今になって考えてみますと、入院中であったからこそ、すぐに整復の処置を受けることができ、再手術にもならずに済みました。
また、プロテクターの装着によって、退院後の脱臼リスクもかなり減らすことが出来たと思います。

プロテクターの装着が不要になるまでに半年ほどかかるそうですが、無事に自宅に帰ることができました。
今後は、ヘルパーさんや訪問マッサージ、訪問リハビリの理学療法士のお世話になりながら、共に昔の状態まで取り戻せるように一日一日を過ごしていきたいと思います。

最後に、ご心配、ご支援下さった皆様へ、本当に感謝したいと思います。

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