このブログへ訪問して下さった皆さま、遅くなりましたが、まずは明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
２００９年１月６日に最初の記事を投稿させていただき、早いもので丸８年が経ちました。
最近では、在宅勤務が中心となってしまい、月に１度程度の更新頻度ですが、この８年間にブログを通して様々な方々との交流ができましたことに感謝しております。
ありがとうございます。
アフィリエイトへの挑戦
私は出産時に脳性小児麻痺となってしまいましたが、小学校から大学まで普通校へ通い、会社員としても働いておりました。
２００７年６月、左手に痺れを感じ、あまり長く続くものですから病院へ行きました。すると大きな病院を紹介され、検査入院後についた病名が頚椎症性脊髄症というものでした。
脳性麻痺の体で動き続けたことによって、首に負担がかかり、頚椎（首の骨）がずれて脊髄を圧迫しているという状態でした。
２００７年１２月に首の手術を受けました。
ところが、この手術は病気を治すものではなく、あくまで病気の進行を遅らせるためのものでした。
術後は、主治医から会社勤務は不可能だと告げられました。
当時、私はまだ３７歳、引退や隠居といったことは考えられませんでした。
何か自分にもできることはないだろうかと模索する中、たどり着いたのがアフィリエイトという世界でした。
早速、自宅にインターネット回線を引き、このブログを立ち上げ、いくつかのＡＳＰに登録しました。
氾濫する情報の中で
アフィリエイトに関する情報は、当時も今もネット上に溢れかえっています。
『自宅で誰でもできる』、『短時間で高収入が得られる』、『専門的知識も必要ない』
様々な言葉がネット上に飛び交っておりますが、その多くは情報商材の宣伝文句です。
私も初めは情報商材を買いたいと思ったのですが、金銭的余裕もなく、とにかく自力でやってみることにしました。
しばらく様子を見ていると、有名な情報商材を購入されて実践されている方々が、痛々しく感じることが多々ありました。
軸となる商材を購入しているのに、その後ブログテンプレート、ライティング、ビジネス・マインド…、次々に商材を購入されてはブログで宣伝しているのです。アフィリエイトにこんなにも多くの商材が必要ならば、最初に購入した情報商材には何が書かれてあったんでしょうね（苦笑）
さらには、情報商材を購入されて実践されている方々の作られたブログやサイトには、疑問を感じることがありました。
例えば『病気アフィリエイト』という言葉があります。病名で検索する人は、検索結果を何ページも見ることが多いので、ＳＥＯ的に強くなくてもアクセスが集まるという趣旨のものです。
障害者当事者の私からすると、「とんでもない！」と言いたくなります。
『痛みをともなうキーワード』はアクセスが集まりやすいというのは事実かも知れませんが、痛みをともなうからこそ、私は病気や症状に関する内容をネット上に書く際には、いつも以上に細心の注意や配慮に心掛けております。
それを当事者でもなんでもない人が、アクセスのためだけに病気について記事を書くことに心が痛みます。
でも当人は、高い情報商材を買って、その通りにやっているだけのことですから、罪悪感は持っていないのでしょう。ここが情報商材の落とし穴だと思います。
このブログで人気Ｎｏ．１の記事
ここ半年くらいは、このブログの検索サイトからのアクセスの大半は、『フォルスクラブ、イー・ラーニング研究所は大丈夫？（再掲）』という記事に集まっており、コメントも多く寄せられております。
これは私自身の実体験を記事にしたものです。
在宅障害者という収入源も限られた立場の中、お金を失わないということは、お金を得るということ以上に大切なことだと考えております。
そんな思いから書いた記事を多くの方々に読んでいただけて幸いです。
これからもひらきこもりを続けていきます
最初は自分自身のアフィリエイトのために勉強した、サイト作成やＳＥＯ対策に関する知識でしたが、昨年からは他の方々のサイトやブログにも関わらせていただいております。
高知のゲイバー アーモンド様
遺品整理のライフサービス高知店様
高知の便利屋 ライフサービス高知店様
これらのサイトは、アフィリエイトではなく、お商売の集客に直接関係するものなので、自分のサイト以上に色々と考えて、サイトのオーナー様と一緒に育てていっております。
サイト経由で売り上げがあったと連絡いただいた時は、本当に嬉しかったです。
今後とも、『アーモンド』と『ライフサービス高知店』をよろしくお願いします。
今年も、在宅勤務、アビリンピック、サイト作成、いろんな形で自分にできることに挑み続け、“ひらきこもり生活”を充実させていたいと思います。