クリスマスの贈り物

今日はクリスマス。あなたの枕元には何が置かれていましたか(笑)
子供の頃はプレゼントをもらう喜びだけだったけれど、徐々に大人になるにつれ贈る喜びというのも感じるようになりますね。
私も20年くらい前のことですが、当時好きだった人にクリスマスプレゼントをあれこれ考えて買い、なのにまたいいものを思いついて買い直したことを、ふと思い出しました。
選ぶこと自体が楽しいものです。
私の敬愛する秘めだるまの編集長、小倉くめさんがこんなことを仰っていました。

辛いという字に、一本足すと幸せという字になる

そう、たった一本、横棒が足りないだけなのです。
私自身、会社勤務もしていない在宅障害者。
色々な場面で人にしてあげられることよりも、してもらうことの方が多いのは事実です。
でも、そんな自分にも何か出来ることはないのだろうが・・・。色々と模索中です。
クリスマスの今日、ふと思い浮かんだ小倉さんのポエムを、いつもご訪問頂いている皆さんにお届けしたいと思います。
以前にも、このブログで紹介したものですが、新しい訪問者も随分増えたので、再度お届けします。
私の大好きなポエムをどうぞ・・・、

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手が二本あるのは・・・

一本の手で炊事をして着替えをして赤ちゃんを育てている人がいるのに
手が二本あるのは何のためですか。
一本の足で立ったり跳んだり車に乗ったりしている人がいるのに
足が二本あるのは何のためですか。
一つの目で見て
一つの耳で聞いて
それでもちゃんと生活している人がいるのに
目も耳も二つずつ付いているのは何のためですか。
足はヤジロベエの心棒みたいに真ん中に一本あれば立てるし
目は一つ目小僧みたいにおでこの真ん中に一つあれば事足りるし
耳は頭の上にパラボラアンテナみたいな大きなものが一つ付いていれば十分聞こえます。
それでも
手が二本あり
足が二本あり
目も耳も二つずつ付いているのは
もう一人の誰かのお手伝いをするためです。
手が一本しかない人や両手がない人
足が不自由な人や目が見えない人
耳が聞こえない人などのお手伝いをするために
手も足も目も耳も
神様が一つずつおまけして下さったんです。
一本の手は一本分の仕事しかできなくても
二本の手は二本分以上の仕事ができます。
四本になればもっとたくさんの仕事ができます。
人間同士が本気で助け合えば
皆が幸せに生きられて
どんなことでも解決できるように
神様は
二本の手と二本の足と
二つずつの目と耳を与えて下さったんです。
(『秘めだるま・1995増刊号』より)

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