アフィリエイト・エッセイ(2) 『時間』

アフィリエイトの大きな特徴は、個人事業であるということでしょう。
自分でブログやサイトを作ったりして、アフィリエイトをしていきます。ですから、時給というものは全くありませんね。
ネット上をうろうろしていると、『短時間で高収入』とか『誰でも簡単に』といったうたい文句も見かけます。でも、仮に一時的に実現可能なことであったにしても、長期的な目で考えた時、こういったことはあり得ないことでしょう。
ここまでいかなくても、“時間短縮”に関連した情報は多種多様に存在しています。例えば、SEO対策についてもそうですね。いかに早く検索エンジンにインデックスさせるかという情報は、注目を集めます。


私のコンスタンツは“長期戦”+“マイペース”です。最善(BEST)な方法でなくても、少しずつより良い(BETTER)な方法を、自分で模索していっています。
ネットの世界は“日進月歩”ならぬ、“秒進分歩”だとも言われていますが、このアナログ的な方法も馬鹿にならないものです。
例えば、SEO対策について考えてみます。検索エンジンでいかに自分のサイトを上位表示させるか、個人アフィリエイターも企業も必死になっています。
昨年私は、LOTTEのあるコンテストに参加しました。それは、指定された日時にGoogleブログ検索で上位となったブログに賞金が出るというものです。いわばSEOコンテスト。
この時に、ライバルとなりそうなブログをあれこれ調査しました。するとやはり、長く続けられているブログは強いのです。
知識がどれだけあるかとか、ブログのテンプレートにどういったものを使っているかなどによっても、多少の差はついてくるでしょう。
でも、どんなSEO対策の本にも必ずといって書かれているのは、被リンクとサイトのボリュームです。
サイトのボリュームというのは、ブログであれば記事数です。そして長く続けていることによって、色々なブログとの交流も生まれ、被リンクの数も増えてくるものなのでしょう。
Google自身が、“自然な被リンク”と“ツールなどによる被リンク”を認識していることは、HELPページにも明記されています。
こうしたことが行なわれるようになって、今度は“自然な被リンク”と見せかけるためのテクニックまでもが登場しています(笑)
でも、こんなことを行なったところで、所詮はGoogleとのイタチごっこではないでしょうか。検索エンジンのパラメータやアルゴリズムの変更の度に右往左往させられてしまいそうです。
SEO対策という言葉さえも知らなくても、何年も記事を更新し続けているサイト。そして、色々な方との交流のあるサイト。
結局は、こういったサイトが一番変動されない強さがあると思います。


時間というものの強さを、時々感じることがあります。
街中でも、“創業80年”といった看板をみると、信頼度がありますよね。80年も続けてこられた、守ってこられたことへの信頼度です。
“長期戦”+“マイペース”でも、いずれ見えてくるものもあると信じています。
ただし、この考え方にも、実は盲点がありました。
私はそれを、坂村真民さんの詩で気付いたのです。

水は流れていなくてはならない

どういうことだと思いますか。
川というのは、流れているからこそ、水が澄んでいるのです。流れていない水溜りの水は汚れています。
ただ時が経つことだけを考えて、その場に立ち止まった状態では、何も解決しないのです。
坂村真民さんの別の詩では、次のようにも書かれています。

すべてのものは
留まると
腐る
その恐ろしさを知ろう

もちろん、ここに留まっていること。それだけで精一杯の時だってあります。
でも、留まり続けると、腐敗が始まるのですね・・・。


私自身のアフィリエイト歴はまだ1年。会社では、そろそろ新入社員の気分から抜け出さないといけない時期ですね(笑)
“長期戦”+“マイペース”であっても、少しずつでも前進していけるように、少しずつでも水が流れ続けている状況を保てるように、
自分の足で歩いていきます。
少しでもいい“時間”が、
刻めるように・・・

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