いじめ問題

ここ最近、男子中学生がいじめが原因で自殺したことに関するニュースが連日のように報道されています。本当に胸の痛い事件です。
私が中学校の頃も、「葬式ごっこ」という事件がありました。「葬式ごっこ」といういじめに担任教師までもが加わっていたのです。
自殺をした子のクラスメイトは「まさか死ぬとは思わなかった」とコメントしてました。
当時、私自身もいじめにあっていたので、もし自分が自殺しても周りはその程度にしか思わないのかな、と感じたものでした。
このいじめ問題、学校だけでしょうか。子供の世界だけでしょうか。
人事部という殻をかぶっていたり、「普通の人」という一人歩きした概念、様々な形で大人の世界にもいじめはあると感じます。

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人権問題だったのだ・・・

例えば私が自分がゲイだと気づいても、なかなかオープンにはできませんでした。本当、一人で悩んでいた期間が長かったのです。
そんな中で同性愛者の書かれた本を何冊か読んでいく中で、大きな発見をしました。そう、ゲイということも一つの人権問題だったのです。
かつて障害をもっているがために、周りに迷惑をかけないように思ったり、いじめを受けても仕方のないことだと感じてた自分がいました。
それが秘めだるまと出会ってから、障害をもっているのは社会の方ではないかという発見がありました。
それと同じような発想がゲイということにも当てはまるのです。

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その頃読んだ本の1冊です。
尾辻さんはレズであることをオープンにした上で、大阪府議会議員にも当選。政治という舞台でこうした人権問題に取り組まれています。

この日本という国で

戦時中でもなく、内争も紛争もない、生活保護も視野に入れれば飢え死にすることもない、治安も良いとされるのが現在の日本です。
でも、その一方で毎年3万人を超える人たちが自殺という形で命を落としています。
交通事故死者が1万人を超えた時代、交通戦争という言葉が生まれました。
自殺が3万人を超えてる今、一体どうなっているのでしょうか。。。
人権問題であることに本人が気づき、そこから何かしらの取り組みがされている場合は、まだ良いほうですね。
問題化されてない、様々な形の差別。気づかないだけで、色々と潜んでいるように感じます。
自分に何ができるのか、未知数だらけですが、せめて身近な人たちにだけでも、心のアンテナの感度を良くしていきたいいです。

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