アサイチで放映 佐村河内守:交響曲第1番『HIROSHIMA』

先日、何気なくNHKのアサイチを観てました。そこで紹介されたのが、佐村河内守さんの交響曲第1番『HIROSHIMA』です。

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「闇が深ければ深いほど、祈りの灯火は強く輝く」

次なるアビリンピック種目として、ホームページの勉強をスタートして1ヶ月くらいの先月下旬、激しい腰痛になってしまいました。
色々な病院を回り、注射や点滴、レントゲン検査という日々が続きました。結局、原因は腰に溜まった疲れが一気に出てきたことと、寒さから来るものでした。
ホームページの勉強はおろか、在宅勤務でさえも午後は有給休暇を使って、ほとんど1日中横になってテレビを観ているという生活が続きました。
そんな中で出会ったのが、佐村河内守さんの交響曲第1番『HIROSHIMA』です。
私も初めて知ったのですが、佐村河内守さんはニューヨークタイムズで『現代のベートーヴェン』と称された作曲家です。
音楽の英才教育を受けていたにも関わらず、音大に進むことよりも独学の道を選び、様々な状況の中を潜り抜けて来られた方です。
聴覚を完全に失い、うつ病とも戦いながらという状況下で、この曲を完成させました。
曲が完成して5年以上、1度も演奏されることのなかったのですが、広島でのG8を機に初演があり、そして最近NHKで何度か取り上げられて注目されるようになったそうです。

障害者として・・・

『自分よりも大変な状況で頑張っている人がいるのだから…』
私自身も、そう言われることも、そういうふうに思われることにも抵抗感があります。
佐村河内守さんも、その思いは強く、これまで何度もテレビ局の取材を断ってきました。
それでも、佐村河内守さんという方の歩んでこられた道の一端を知った時、この曲のスケールと深い思いに触れた時、ふさぎこんでいた自分の気持ちが少しずつ開放されていくのを感じます。
80分を超える壮大な交響曲。
クラシックという言葉の通り、中世のヨーロッパでしか誕生しないものと感じられていたものが、今の同じ日本という国で誕生したことに驚かされます。
そして、同じ時代、同じ国で誕生したこの曲に、徐々に愛着を感じるようになりました。
薬で大分、腰痛は抑えられているものの、まだまだ全快とはいきません。
それでもこの曲を聴きながら、自分にやれることは何なんだろうと、色々思い巡らしております…。

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