イ・ムジチの『四季』

先日、ふとイ・ムジチの『四季』が無性に聴きたくなってCDを買ってきました。
『四季』はヴィヴァルディ作曲、『協奏曲集「四季」「調和の幻想」から』というのが正式名称で、皆さんお馴染みの曲です。
この曲をイタリアの室内楽団、『イ・ムジチ合奏団』による演奏のものが、俗に言うイ・ムジチの『四季』なんです。
クラシック好きな方であればご存知のように、『四季』と言えばイ・ムジチ、イ・ムジチと言えば『四季』というくらいに、定番中の定番の一枚なのです。

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イ・ムジチとの出会い

私が岡山の高校に通っていた頃、イ・ムジチ合奏団が岡山にもやってくるということで、音楽好きな友人と話題になりました。
当時、私はまだイ・ムジチのことを知らなくて、友人からカセットテープを借りて聴いたのがイ・ムジチとの出会いでした。『四季』自体は別の合奏団のものを持っていて、時々聴いていたのですが、初めて聴くイ・ムジチの『四季』には衝撃を覚えました。
音の深さや表現力の幅が、他のものと全く違っていたのです。
そして私も少ない小遣いのやりくりでなんとかイ・ムジチのコンサート・チケットを購入して、この『四季』を生で堪能することができました。
私にとって、一番思い出の深いコンサートだったように感じます。

あれから25年

コンサートホールでイ・ムジチを聴いてから、気づくともう25年ちょっと経っているのですね。
購入したばかりのCDを手にしながら、そんなことを思ってました。
久しぶりに聴いてみたイ・ムジチの『四季』。
もう衝撃は感じませんでした。歳をとったからなのかな…。
でもその音は、どこか懐かしく、いつまでも安心して聴いていられる、心地よいものでした。
クラシック入門用の一枚としても、昔から名高い、イ・ムジチの『四季』。時にはコーヒーでも飲みながらいかがでしょうか。


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